今年も甘い香りが漂う季節となりました。

プロが選んだ 洋梨(ラ・フランス)

静清中央卸売市場には毎日たくさんの野菜や果物が全国から入荷します。

洋梨も信州・山梨・秋田などから入荷しますが、その中でも市場の係に勧められたのが、山形産、特に東根市・東置賜郡高畠町・南陽市の洋梨です。
ラフランスが日本に導入された当時(100年前)から栽培している実績(古木になるほど果実はきめ細やかになり、円熟した おいしさがでてくるそうです。)と、山形の盆地の朝夕の寒暖の差がおいしいラフランスの秘密です。

みてくれはゴツゴツしていてお世辞にも「ハンサム」とは言えない果物ですが、甘い香りが漂って食べ頃になったその味は驚くほど上品でまろやかでコクがあり ます。

市場の堀川さんです。
紅光に一番おいしいラフランスを教えてくれる先生です!
堀川さんがすすめてくれるラフランスだから、安心して皆さんにお送りすることが出来るのです。

堀川さんに勧められた洋梨を納品するようになって、納品先のホテルやレストランでも喜んでいただいています。プロの目で吟味したおいしいラフランスをぜひ召し上がってみてください!





ラ・フランスは、その名の通りフランスで生まれた果物です。
でも、現在は主に日本で裁培されているんです。
もうフランスではラフランスは食べられない、そんな記事を読んだことがあるような気がします。 (真意の程は???ですが・・・。)
明治35年(1902年)頃、 日本政府が海外から果実の苗木を輸入し、山形県に配布された事から始まったそうです。 実は栽培が開始されてからもう100年以上経っているんですね。

洋ナシは、収穫してからすぐに食べません。
収穫したての洋なしは、香りも味も果汁もなく、本当においしくないんです。メロンと同じですね。キウイフルーツやメロンも収穫してすぐに食べることはできません。しばらく貯蔵庫で貯蔵して、やわらなくなって、香りが出てから食べるのです。これを追熟(ついじゅく)と 呼ぶのですが、この寝かす期間が大切なのです。熟すと果物の中のデンプンが糖質に変化しておいしくなるのだそうです。
いつも思うのですが、 この追熟をはじめてやった人ってすごいですよねぇ・・・。 (想像するに、食べるのを忘れて放っておいたらおいしくなった、ってだけかもしれないですけど。)


ラフランスの食べ頃判断
紅光からは食べ頃のちょっと手前でお届けします。
急いでいるのなら、温かいところ(テレビの上とか台所とか)で、4~5日程度置いてください。
長く保存したいなら冷暗所です。(10日から2週間ぐらいは大丈夫です。)

甘い香りが漂ってきて、果実を押してみて「柔らかいかな」と思うぐらいが食べ頃です。
追熟期間は住んでいる地域の気候によっても違います。やはり南の方が熟しが早いです。
でも、北海道のように暖房を使う地域の方が早い場合もあります。
ねっとりした食感がお好みのお客様もいれば、こりこりとした食感が好きな方もいるでしょう。
香りと触った感じを頼りに、ぜひ皆さんの食べ頃を見つけてくださいね!







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