こだわりの果物屋 紅光(べにこう)では、店主こだわりの品々を全国各地から取り寄せて皆様にお届けしています。その品物は果物から茶箱まで!その他、産地訪問報告やモニターレポートなど情報満載です。ぜひトップページもご覧ください!


2000年9月17日。秋の味覚「さつまいも」の生産者訪問をしてきました。もちろん日帰り。
静岡から約300キロ離れた千葉県の中央部、成田山のちょっと先、大栄インターチェンジ付近は北総台地と呼ばれ非常に良質のサツマイモが採れます。
朝4時に静岡を出て一人で千葉までドライブしてきました!


石井さん
生産者の石井さん

生産者の佐藤さん

生産者さん

今回、栗源町の佐藤さんと、下総町の石井さんの畑を見せていただきました。


千葉紅の葉金時の葉


金時の葉

紅あずまの葉
葉の様子だけ見ると全く同じ葉に見えますが、土の中のサツマイモは、収穫時期やおいしい食べ頃の時期が違います。甘さが乗って、食感が良くて・・・と、それぞれの品種の最適の時期を見計らって収穫しているのです。

土が命

土は湿っていてもドロドロしないでサラサラしています。実は前日の朝、大雨が降ったのですがここまでサラサラしているのです。この土地はすごく水ハケが良いのです。
この土がこの地域のサツマイモがおいしい理由なんだそうです。

畑から収穫されたサツマイモです。
掘られたてホヤホヤ。

器械を使って掘りおこされたサツマイモは、人の手でコンテナに入れられて自宅へ運びます。器械で出来る作業と、やはり人の手が一番、な作業があるわけです。
収穫の時期はかがんで作業をしますから、腰が痛くなるそうです。

1つの軸にたくさんのサツマイモが実をつけています。
これは紅あずま。訪問した9月に収穫されるサツマイモです。


貯蔵用のコンテナの山


選別風景

貯蔵庫
サツマイモは収穫後、茎を切り取り土つきのまま大きさを選別して貯蔵庫に保管されます。サツマイモは寒さに弱いんですよ。知ってました?
気温15度、湿度90%の環境で翌年の6月まで貯蔵されます。貯蔵庫に入りきらないサツマイモはコンテナに入れられたまま地下1.5メートルの深さに3段に積まれ、土をかけて寒さにあたらないように貯蔵されます。こんなにたくさんのコンテナを見るのはさすがに初めてでした。1人の生産者で、1000〜2000個のコンテナを持っているそうです。優れた貯蔵の技術があるからこそ、ほぼ一年中(9月〜6月頃まで)おいしいサツマイモが食べられるんだなぁーと感心しました。

記念撮影

紅光杉山と生産者佐藤さん。
突然押しかけたのですが、快くサツマイモに関して教えてくださいました。サツマイモに対する愛情をひしひしと感じました。「イモ作りはまず土を知ることから、自分の畑を作るのに10年の歳月を費やした」とおっしゃっています。人生をおいしいサツマイモにささげたこだわりの生産者なのです。

「なんだかんだ調理する前に我が家自慢のイモをふかして、味を知ってもらいたいと思う」とおっしゃっていましたよ!

イモ洗い機

出荷前、土のついたサツマイモを洗ってきれいにするのがこの2つの器械です。サツマイモを傷つけないようにやわらかいブラシを使っているんですよ。 触っても気持ちよかったです。


愛情を持って育てているサツマイモ。これを一人でも多くの方に知ってもらって、おいしい、って言ってもらうお手伝いをしたいと、心から思いました。
みなさんも、愛情いっぱいで育ったサツマイモを 味わってみてくださいね!

さつまいも販売ページへ


前のページに戻る


トップページに戻る
http://www.benikou.com/


ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にどうぞ!
こだわりの果物屋 紅光
〒420-0922
静岡県静岡市葵区流通センター1-1 静岡市中央卸売市場
電話:054-294-8133  FAX:054-294-8131
E-mail : benikou@mail.wbs.ne.jp
日曜・祝祭日は休日のため、発送業務はお休みです。
メールでのお返事も翌営業日以降となります。