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紅光の完熟ミカンのある風景 〜小坂編〜

東名高速道路の静岡市と焼津市の境にある日本坂トンネルの静岡側の斜面。
ここは、 昔からおいしいミカンが採れる場所で有名でした。・・・でした???今はそうじゃないの?
いやいやそんなことはないんだけどね、ミカン農家の高齢化が進む現在、労働条件の過酷な斜面のミカン畑を
維持する人が少なくなってしまっているのです。

でも、そんな寂しい状況下でもがんばっている人はいます!それが紅光杉山社長のお友達、糟屋さんなのでーす。

小坂地区とは?

糟屋さんちのミカン畑から、自宅のある小坂地区を臨みました。
位置関係はこんな感じ。
次回東名高速を走る機会がありましたら、是非、意識してみてください。
こんなところで紅光のミカンは収穫されているんだよーってね。

これは小坂のミカン畑から駿河湾を望んだ画像です。

駿河湾から登ってくる朝日をサンサンと浴びてミカンは育ちます。

斜面のミカンは水はけもよく、日照時間も長いため、
おいしいミカンになるのです。

ミカン畑

この斜面がおいしいミカンの秘密ですが、ミカン農家が減っていく理由でもあります。
収穫するのも大変。(そう、畑まで人間が辿り着くのが大変なんだから。)
収穫したミカンを道路まで運び出すのも一苦労です。

あたしは久しぶりにミカン山に登ったので、すっかり息があがってしまいました。あぁ、なさけない。→
こういうところを歩くときは、私なんかより、おばあちゃんやおじいちゃんの方がよっぽど軽快に歩くので不思議です。鍛え方が違うから、なのですよね。(それにしても動けない私・・・。)

でー、大活躍なのが、このモノラック。

斜面の畑にはこのモノラック用のレールがちゃんと敷かれていてこれで収穫したミカンを道路まで運び出します。

私は小さいころ、これに乗りたくて乗りたくてたまりませんでした。
でも、これはけっこう危険です。事故の話もたまに聞きます。だからめったに乗せてくれませんでした。

今となっては、あまり見かけなくなってしまった光景です。

仕事人

仕事人、糟屋さんです。背景は小坂の山々。
(撮影:杉山社長)

杉山社長と糟屋さんは古くからのお友達です。お二人の会話を聞いていると、「このミカンはまずいなぁー(パクパク)」「お、こりゃうまい(パクパク)」「高く買えよ」「それは好きなだけ持っていけ」・・・と、愉快愉快。社長も気兼ねなく意見を言えて、でも糟屋さんの仕事に対する尊敬の念は忘れないから、生産者にとっても、お客様にとっても、利益のある商品が提供できるのでしょうね。

なくてはならないもの

これ、何か知ってる?

「ビク」と呼んでます。ミカンを収穫する時にこれを肩から下げて切ったミカンをこの中に入れます。昔は竹(だと思います)で出来たものを使っていましたが、今は軽いビニール?(プラスチック?)製になりました。

選果(せんか)機です。

ミカンを収穫して、そのまま出荷するわけにはいきません。大きさを選別しなければなりません。その作業を「選果(せんか)」と呼びます。
この作業を自動化してくれる機械です。

うちはこういった選果機がないので、両親は手で選果をしています。最近は収量が少なくなったからいいけど、私が小さい頃は夜遅くまでこの作業をしていたことを覚えています。

持ってきちゃいました

同じ静岡市内で、車で20分ぐらいで行けるので、紅光では、直接引き取りに行ってます。この作業をこの冬は何回やるのでしょうか。

おいしいみかん

太陽の光をいっぱい浴びて、必要最小限の農薬のみで育てたミカンです。できることなら、皮まで食べてこの冬の健康管理にお役立てください!

レポーターミカンの木に幼い頃の思い出を重ねるふじこのレポートでした。


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