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茶市場潜入レポート

「日本人はやっぱりこれだねぇ〜」なんて言いながらズルズルとすするお茶。5月になると静岡では至る所で新茶の若葉が美しく輝いております。そんな皆様の食卓に欠かせない緑茶が売買されている場所、それが静岡茶市場です。

靜岡市は茶の産地でもありながら、古くからのお茶の集散地で、茶問屋が数多く存在する場所でもあります。茶問屋が集中している地域には「茶町」と呼ばれる地名もあるんです。静岡県内だけでなく、全国からお茶が集まってきては茶取引が行われています。そうそう、静岡の天気予報には、「遅霜予報」っていうのが必ずあるんです。これは新芽の霜の被害を防ぐための予報です。新茶の敵は「霜」なんです。

話がそれました。そんな「茶のメッカ」静岡の茶市場に紅光杉山社長が潜入してまいりました。普段あまり見ることのない茶の取引の様子をご紹介しますね!

果物の競(セリ)にはなれている社長もちょっと勝手が違ったようですよ。


靜岡市北番町にあります、茶市場です。
紅光からは車で3分くらい、けっこう近いです。

朝の5時集合。果物の市場に行くのもこんなに早くないのに、杉山社長、頑張りました。早起きです。

この市場では、「荒茶」と呼ばれる製品になる直前の茶が取引されます。お茶屋さんの茶商がここから荒茶を仕入れ、最終工程の「火入れ」をして、そのお茶をブレンドして皆さんの手元に届く製品に仕上げます。

杉山社長のお知りあい。渡辺さんです。いきなり畑違いの市場に行っても「誰だ?」と思われてしまうので、社長が根回ししました。

静岡だけでなく、佐賀、宮崎といった全国の色々な茶産地から荒茶が送られてきます。

茶葉のテイスティングです。同じ大きさの器に茶葉を一つまみ入れ、熱湯を注ぎます。

スプーンで茶をすすり、その味を確かめ、茶殻の色や香り、品質をチェックします。

テイスティングした茶葉の産地、値段を確認してから取引となります。農家からの希望価格が記載されていますが、その通りの値段で取引されるか、値切られるのかここでのかけひきが値決めの重要なポイントとなります。

皆さんが普段飲んでいるお茶はここでどんな値段をつけられたお茶なのでしょうかね。。。


杉山社長の感想としては、「茶市場のセリは静かだ」でした。わびさびの世界だからなのでしょうか。(意味不明)

日本にイギリスを見た感じがしますね。紅茶だと、ダージリン、セイロン、アッサム・・・と茶葉による味の違いがわかるって方も多いかと思いますが、日本茶って意外に意識しませんよね。茶市場で働いている人々の舌にお茶の味がかかっているんだなぁ、と認識しました。


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