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外園先生の

著書「フルーツクリニック」より



「外園先生のフルーツクリニック」のコーナーは、先生の長年の研究の成果を知っていただくためのものです。どうぞ、ゆっくり読んで下さい。また、皆さんの食物を通した健康にご利用下さい。

はじめに

くだもの裁判をはじめよう!

3-2

外園久芳+永田照喜治

外園: でもいちばん確かなのは事実です。私の患者さんたちはくだものをたらふく食べて成人病を克服していますからね。これより強い証拠はないと思いますよ。私の孫の遊なんか、もうくだものキチガイでね、保育園の連絡帳の「注意すること」の欄に「他の子のくだものをとってはいけません」って何度も書かれているくらい……。おやつのとき、自分のだけじや足りなくて、周りの子たちのも食べまくつて保母さんたちを困らせているらしい。でも私は「どんどんやれ。年中注意を書いてもらえばいい」と言うんです。「くだものをお体裁ほどにしかつけてくれない保育園の方が悪いんだから、直すわけにはいかない」って。なにしろ、完熟ミカンの小玉だと、毎日、10個は食べてしまいます。遊の体重は10キロくらいでしたから、体重60キロの大人に換算すると、60個に相当します。それを袋ごと食べますからね。でも遊はスリムな方で、くだものをとられている子の方がぶっくり太ってますよ。それに母親がびっくりするくらい立派なうんちをして、私を大喜びさせてくれます。ちょつとじじバカな話になりましたけれども……。子供の感覚は確 かですからね、くだものが体によいものだって、ちゃんとわかっている
永田: この間天国へ逝ってしまいましたが、16歳まで生きた、うちのおばあさん犬チーコも、くだものが大好きでした。ただしおいしいくだものだ け。ミカンも最高のもの、糖度が13度以上ないとそっぼを向くし、マン ゴーやパパイヤのよいものだったらお気に召す、という風で……。ぜいたくな犬でしたけど、食べ物についての感覚は実に確かで、いつも教えられていました。あれだけ長生きできたのも、くだもの好きだったからじやないかと思いますね。
外園: そうですよ、きっと。動物たちは人間みたいにバカじやありませんからね。ほんとうに何を食べたらよいか、よくわかってますよね。
永田: ええ。人間にもそういう感覚が必要だと思うんですが……。でもわからないならわからないなりに、少しは謙虚に犬や猫を見倣って、まちがった考えを正してもらわなくてはなりません。
外園: そうですね。くだもの好きの私たちとしては、少なくとも「くだものは体に悪い」なんて誤解を解いてはしいと思いますよね。   
永田: そのためには先生からかなりわかりやすく説明してもらわないとダメでしょうな。人間は頭で理解しないと納得してくれませんから。   
 
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外園先生の著書「フルーツクリニック」を買って読んでみようかな〜



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